革の上から建築用のパテを塗り、壁のような質感を表現した小銭入れ。
封筒型の小銭入れはコンパクトで持ち歩きに便利。
始めは固くなっておりますが、使い込んでいくうちになじんで柔らかくなっていきます。
新しい技法「亀裂彫り」
彫刻刀で亀裂を一本一本彫り出しています。
一手間、二手間かけて、完成まで多くの時間がかけられています。
時間を経て作られた壁の亀裂は
都市が生きている証。
その姿が美しいとさえ思う作家 カガリユウスケ
その美しさへ到達するまで、探求は続いていくのです。
素材:leather / putty coating
サイズ:H9cm × W11cm
カラー:白
made in japan
オーダーの場合、
塗装をひとつひとつ施しておりますので、
お届けするお品は、色味や風合いが画像とは異なります。
※店舗や他サイトでも販売している作品については、時間差で販売済みとなってしまう場合もございます。
予めご了承くださいませ。
カガリユウスケ
カバン作家。
革にパテを塗る独自の手法で、洗練された退廃性を表現する。
「 カバン = 空間 = 壁 」
作る事。描く事。写真に撮る事。
たぶん全部の手段が自分の目に映した事からしか始める事が出来ないと思うんだ。
都市で生活する以上、ボクには壁が、コンクリートが作り出す空間の連続性が魅力的な風景として目に映る。
巨大なジャンクション。地下鉄の駅。経年変化で様々な柄を得た下町の壁。廃墟。工場。
雨の日の壁の色。様々な風景。
それを自分で作る事が出来たら。
それを持ち歩く事が出来たら。
たぶん、そういう事だと思うんです。